後輩に伝えたい“美容師を続けるコツ”


正直、美容師って楽しいけどしんどい。
練習しても結果が出ない日もあるし、
怒られたり、思うようにいかなくて心が折れそうになることもあると思う。

僕もアシスタント時代は何度も辞めようと思った。
でも、続けてきた今だから言える。
努力って、ちゃんと報われる瞬間がある”ってこと。

今日は、20年この仕事を続けてきた僕が、
美容師を続けるために大事だと思うこと」をリアルに話していきます。


目次

アシスタント時代に知っておきたかったこと

僕が入った最初のサロンは、オープニングの個人店。
先輩もいなくて、同期3人の新人アシスタントだけ。
右も左も分からないまま、毎日が手探りだった。

だからこそ、今思う。
「技術だけじゃなく、マインドとか基礎をもっと学びたかったな」って。

目標の立て方とか、どうやって叶えるかとか、
短期・中期・長期で考えるやり方。
そういう“考え方”をちゃんと教わりたかった。

あとね、ケミカルの知識、数字の考え方、時間の使い方、
接客の心理やマナー、カウンセリングのコツ。
こういう“土台の部分”がほんと大事だなって思う。

美容師ってどうしても技術ばっかりに意識がいきがちだけど、
それを支えるのは座学とか考え方の基礎なんだよね。
最初のうちにここを身につけておくと、あとが全然違う。


技術よりも大切な“姿勢と考え方”

もちろん、技術もめちゃくちゃ大事。
でも、それ以上に大切なのは姿勢と考え方(マインド)

今の若い人たちは“タイパ”って言葉があるように、効率を求める時代。
それもすごく良いことなんだけど、
美容の技術って「量をこなした人が最終的に勝つ」と思う。

どんな世界でも“プロになるには1万時間かかる”って言われてて、
毎日3時間なら10年、8時間なら3〜4年。
(週5勤務なら5年ちょっと)

練習を重ねるほど、確実に質が上がっていく。

とはいえ、頭で分かってても心が追いつかない時ってあるよね。
営業後に疲れ切ってるのに練習するのはしんどいし、
遊びたい時だってある。
「自分、成長してるのかな?」って不安になる時もある。

でもね、無駄な努力なんてひとつもない

「毎日1%の成長を続ける人」と「何もしない人」では、
1年後には1260倍の差になるっていう有名な話がある。

毎日ちょっとずつでも頑張る人は、ちゃんと積み上がっていく。
頑張らなかった人は、ゆっくり下がっていく。

もちろん現実はそんなにきっちりじゃないけど、
少しの努力を積み重ねる人と、そうじゃない人の差は確実に出る。

そして何より、練習して上手くなったことで
お客様が笑顔になってくれた瞬間、
「あぁ、やってきてよかった」って本気で思う。
その笑顔が、全部報われる瞬間なんだよね。


辛い時に支えになった言葉

僕には、ずっと支えにしてる言葉がいくつかあります。

ひとつは漫画『はじめの一歩』の鴨川会長のセリフ。

「努力した者が全て報われるとは限らん。
しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる。」

これ、本当にその通りだと思う。
努力したからって必ず報われるわけじゃないけど、
成功してる人で努力してない人はいない。

もうひとつは、コロナ禍の時に聞いた言葉。

「現状維持は衰退。」

これは、シャウルデッサンの黒木利光さんが
インスタライブで話していた言葉。

「こんな時だからこそ学びましょう。
なぜなら、現状維持は衰退だから。」

あの言葉を聞いて、ハッとしたんです。
周りは進んでいるのに、自分だけ止まっていたら、
それは“維持”じゃなくて“後退”なんだって。

それからは、どんな状況でも“成長を止めない”って決めました。


努力が報われた瞬間

黒木さんの言葉を聞いたのが、35歳の時。
もう若くないし、正直「今さら伸びないだろ」って思ってた。

でも、もう一度本気でやってみようと思って、
勉強して、講習に行って、毎日練習した。

そしたら不思議と、売上も指名も上がった。
自信もついて、仕事がまた楽しくなった。

あの時、「やっぱり努力って無駄じゃないんだ」って心から思った。
あのきっかけをくれた黒木さんには、今でも感謝してます。


未来の美容師に伝えたいメッセージ

僕が美容師を20年続けてきて思うのは、
「努力は若いうちに、苦労は買ってでもしろ」ってこと。

令和のこの時代には合わないかもしれない。

もちろん、いくつになっても成長できる。
でも、やっぱり20代のうちに本気で頑張った経験って、
その後の美容師人生を大きく支えてくれる。

体力的にも、気持ち的にもエネルギーがある若いうちに
“がむしゃらにやる”って大事です。

30代でも挑戦できるし、40代からでも遅くない。
ただし、20代でついた差はなかなか埋まらない。
だから、やる気があるうち20代のうちにやっておいた方が絶対いい。

辛いこともあるけど、無駄なことはひとつもない。
努力は必ず未来につながる。

だから大丈夫。
この仕事を続けていけば、
「美容師になってよかった」って心から思える瞬間が、きっと来る。


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